LIVE REPORT

2013.7.25 thu四谷天窓comfort

2013年7月25日。四谷天窓comfortさんにて。
ピアノ弾き語りライブに出演させていただきました。

お忙しい中お越し下さいましたみなさま。また応援メッセージをくださったみなさま。本当にありがとうございました。

暑い日が続く中、少しでも涼しくなっていただけたらと思い、夏の終わりにちなんだを曲を選びました。
①夏の思い出

だれでも知っている日本の歌をオープニング曲に選びました。ライブの数日前、TPD時代からのお友達のかなちゃんのおうちで、お子さんの歌のレッスンをしたとき、久しぶりにこの曲を聴きました。とても澄んだ声で心が癒されました。
そのとき「そうだ。ライブでこの曲を歌おう」と思いました。
美しい日本の歌はだれの心にもそっと優しく寄り添ってくれます。まるで清々しい風が会場の中を駆け抜けるかのように、爽やかな空気が広がりました。
これから始まるライブの雰囲気を1曲目から素敵な空間へと変えてくれる大切な曲となりました。これからも日本の歌を取り入れていきたいなと思っています。
②夏の終わり

10年くらい前に作ったオリジナル曲。天国へ旅立った宮崎の祖父を想い作った曲です。明るい宮崎の景色をスケッチするような歌を作りたいと思いました。 この曲を歌うと宮崎の海や空、夕暮れ時の河川敷などが目の前に広がり、優しい気持ちになれます。またこの曲はYouTubeにもアップしていますので、よかったらのぞいてください。
③想・想・想

恒例のTPDコーナーです。TPDにも素敵な夏の曲がたくさんあります。この曲は当時リーダーの木原さとみちゃんが歌っていた曲です。大陸風の優雅で素朴なメロディーの中に、どこか懐かしさを残したフレーズや歌詞がとても上品で素晴らしい楽曲です。
今回は1曲目は日本語、2番目は当時の上海パフォーマンスドールが歌っていた中国語でカバーしました。中国語になるとぐっと大陸っぽさが増していきます。そして日本語の歌詞と中国語の歌詞では、歌詞の内容が少し違うんですよ。これもカバーをする楽しみの一つでもあります。初めてこの曲を聴いてくださった方の中には、中国の民謡と思ってくださった方もいてとても嬉しかったです。
④Sweet Memories

6月の本間ひとしさんとのライブ「Collage」にて。この曲を少しだけ歌わせていただきました。元々大好きな曲なのですごく嬉しかったです。次のライブで歌いたいなと思っていました。
わたしは80年代の邦楽にとても大きな影響を受けています。作曲のルーツです。
今思えば、小学生の頃からアイドル楽曲を弾き語りして遊んでいました。子供の頃からこの時代の楽曲へ憧れは強かったです。ゆっくりとしたテンポでお聴きいただきました。
⑤天城越え

最近挑戦している弾き語り演歌。演歌弾き語りをはじめた当初、わたしはコブシもまわせないし、とても難しいと思っていました。しかし演歌はピアノ弾き語りにとても合っているような気がします。素晴らしい太いメロディーの上に美しい日本語。楽曲の良さを損なわないようにパワフルにかつ繊細に。歌も伴奏もたくさん技術的なことを考え組み合わせて作っています。弾き語り演歌のレパートリーも増やしていこうと思っています。
⑥さくら

女声合唱組曲「あなたへのうた」より「さくら」を演奏しました。この曲の楽譜本は完売となり全国各地の合唱団のみなさまに歌っていただいています。また声楽家の方の中でもソロバージョンをコンサートで歌ってくださる方もいます。6月の本間ひとしさんとのライブ「Collage」もこの曲を中心に構成されました。こんなにもたくさんの方に愛される作品になり、作曲者としてこれ以上嬉しいことはありません。わたしのライブでは弾き語りソロバージョンですが、これから先も大切に歌い続けていこうと思っています。
⑦ここじゃないどこか

乃木坂46さんへの楽曲提供曲。メルヘン調のかわいらしいワルツです。初めて聴いてくださった方もこの曲を聴くとすぐ覚えてくださって「ルルル♪」と歌ってくれます。この曲に出会えたことをとても幸せに思います。また素敵なご報告をできうようにがんばりますね。
<終わりに>


全7曲を無事にそしてとても楽しく演奏することができました。6月のライブ「Collage」に出演させていただき、弾き語りもただ歌うだけでは足りないことをとても感じました。歌に集中する方法を覚え、1曲ずつスイッチを替えることで、曲がもつ世界、物語や目の前に想像する景色や色、香りまでが全曲違うものに感じることができました。歌うことは演じることと共通するところがたくさんあるのだと思います。これからはもっと表現の幅を広げてワンランク上の弾き語りライブを目指していきたいと思っています。

お忙しい中おこしくださいましたみなさま、本当にありがとうございました。