2007年12月18日 恵比寿天窓switchにて。
「作詞家 前田たかひろさんプロデュース」ライブを行いました。

2回目のセルフプロデュースのライブ。前回のライブを基本に役作り、選曲・演出を考え自分で台本・進行表を書き、前田監督に細かいチェックを入れていただき構成していきました。今回もピアノ弾き語りのみでの演奏。mcはすべてセリフに置き換え45分間をドラマ仕立てに。ピアノの位置・1曲ごとの照明の色・セリフの長さ等すべてに意味を持たせ、前回より物語の色を濃く構成しました。
1曲目はマイナーロックバラード。
愛し合うふたりの心、そして何かを突き抜けたような情熱的な想いを歌った曲です。
すでに始まってしまった恋。神様を裏切りながら…。でももう引き返すこともできない。だから泣きたいほど切なく、強くお互いを必要としている想い。
ブルーの照明の光はふたりにしか分からない後ろめたさと、その冷たさから肌を寄せ合うひと筋の光。その光の中に二人だけの世界が確実に存在することを歌いました。
大人の分別とはいったいなんだろう。2曲目はマイナーバラード。
少し強引なあなたの腕の中でわたしはもう帰れない…。たとえもしここからわたしのカラダだけが逃げたとしても、何も変わらない…
一緒に生きたいと思う人と生きたい。ねぇわたしを帰さないで…。
迷い揺れる振りをしながら、本当は自分の気持ちを分かっている。自分の気持ちに素直に生きられたら…。深い緑色のカーテンが閉められた舞台は、まるでふたりがいる部屋のように。迷いの中にある確かなぬくもりを感じながら歌いました。
彼との恋。迷う気持ちばかりがいつもが大きいとは限りません。この恋が始まってから毎日はとても輝き、街の景色や空の色さえもこれまでとは違って見えるのです。

「わたしはいつもこの通りを歩いてあなたに逢いに行く(略)
 わたしがここにいるということはあなた以外だれも知らない…(略)  あなたといる時間だけわたしは、本当のわたしでいられる」

彼へ会いに行くようにピアノを離れセンターへ、話をしながら歩きました。
こんなに楽しい感覚。ドキドキしたりワクワクしたりときめく気持ちはもうずっと前に忘れていた…。3曲目はサビあたまのメジャー曲。16ビートのアップテンポの曲です。

あなたといる場所は、まるで太陽の光さえも届かない深い深い海の底。わたしはその海の底に迷わず自ら落ちていくガラスのビー玉。水面も見上げずまっすぐに… 神秘的で静かな深海を作った照明の中、迷うことを忘れて、たただひとつの恋に落ちていく素直な気持ちを歌いました。
「ひとりでいる時間はあなたのことばかりを考えています(略)。 あなたが好きだと言っていた本を読んだり映画を観たり…。あなたをもっと知りたい(略)もしも、もう少し早く逢えていたら、ふたりはもっと一緒にいられたのに…」

4曲目はマイナーワルツ。
会えないときもあなたはいつも笑顔でいる…。なのにひとりでいると、あなたへを思う優しい気持ちと行き場のない気持ちが溢れて、あなたを責めてしまう気持ちになることがある。もう少しだけ早く逢えていたら…。何かが変わったかもしれない。だけどあなたのことが大好きで…
過去を変えられない運命をどうしようもないことと受け止めながら、ただ彼のことを一途に想う気持ちを歌いました。
クリスマスまであと1週間。(略)クリスマスは誰のためにあるんだろう…。クリスマスは最愛の人と幸せな夜を過ごさなくてはいけないなんて。いったい誰が決めたんだろう…」


ふたりで過ごせないイブなら、ひとりだけの孤独になりたい。街はイルミネーションで彩られその光の中を寄り添い歩く恋人たち。そう。この恋にも暗い影が差しているのも分かっている。
ジングルベルは聴きたくない。ふたりがかき消されていくような気がするから…。

白い雪が降り儚く消えていくミラーボール。街は幸せなクリスマス一色だからこそ、この恋の現実を実感した辛さを歌いました。
「始まればいつか終わりが来ます…(略)
あなたはきっとこれからもたくさんの恋に出会うはず。
もしももう一度生まれ変われることができるのなら、まっさらなわたしであなたに会いたい。そしてあなたに出会うためだけにうまれてきたい。」

6曲目は重厚な切ないマイナーバラード。
きっともう恋はできない。あなたがいない毎日のわたしは抜け殻のよう。
もう会えないと分かっている。だけど毎日を誰のために生きているのか分からなくなるほどあなたを想っている。
どうして人は恋に落ちる前に立ち止まれないのだろう。
きっとまた会えると信じていたいから…さよならは言えなかった。
もし生まれ変われることができるなら。あなたに会うことだけを待ちたい…。
忘れられない強い想い、だけどもう恋が終わっていく胸を刺すような辛さ。 抑えられない悲しみを一気に吐き出すように歌いました。
「あなたと恋をした時間がわたしのすべてでした…。」

本当の恋はこんなふうにひとりでは泣かないのかもしれない…。でも溢れ出すこの涙は、今もあなたを愛しく想うから…。あなたを本当に好きだったこと。でもあなたを恨んではいない。きっとわたしもあなたと同じだから。
まるで悪魔にキスをしたような恋。でもあなたは愛し人。あなたはわたしのすべてだった…。 ドラマの最後の曲は切ない想いを歌ったメジャーバラード。
あなたに出会ってあなたと恋をして、そして今、恋が終わっていくこと。 後悔しないで、愛しさと涙を一緒に受けいれていく想いを歌いました。
恋はするものではなくて落ちるもの。平凡な日常の中で、ある日突然運命の人に出会ってしまうのです。たとえそれがどんな恋でも恋をしたことに言い訳をしないで、すべてを受けいれて生きていきたい。
最後まで聴いてくださった会場のみなさんにお礼をお伝えし、ライブの最後の曲はずっと忘れていた気持ち、「恋心」が書かれたメジャーバラードを歌いました。
こうして45分間のドラマ仕立て弾き語りライブは終了しました。
プロジェクトが始まって1年半。これまでたくさんのライブを重ね、ようやくひとつのパッケージショーのカタチを作ることが出来ました。
結果、たくさんの関係者の方との出逢いにも恵まれ、音楽以外にも素晴らしい可能性を広げられることになったこのプロジェクト。
2回目のセルフプロデュースライブ。わたしの表現したい世界観を作り上げるためにご指導してくださったチームのみなさん、関係者のみなさん、そして会場に来てくださり最後まで聴いてくださったみなさんに心より感謝します。本当にありがとうございました。

わたし自身、今回のライブの成功を元にたくさんのことを吸収し、次回のライブに向けてもっともっとやってみたいことが増えました。より完成されたパッケージショーを作りたい。今ライブが楽しくて仕方ありません。ぜひ次回のライブにもご期待ください。

(次回のライブは決定次第お知らせいたします。 なお、演奏曲目は都合により掲載できません。ご了承ください)