LIVE REPORT

2007.2.1 thu四谷天窓comfort

2007年2月1日(木)四谷天窓comfortにて
「作詞家 前田たかひろさんプロデュース プロジェクト」ライブを行いました。

今年初のライブ。そしてこのプロジェクト始まって以来、初めての1時間のライブでした。
そしてこの日のライブは、今後このプロジェクトが進化するための、大事なライブでした。

2ヶ月前から、この日に向けて焦点を合わせ、厳しいリハーサルを積み上げました。
発声・ピアノ・ウタ・精神力・集中力。すべてにおいて燃費のよいエンジンを乗せるため、毎日欠かさず練習を積み上げました。

「大人の純愛」を歌う「作詞家 前田たかひろさんプロデュース」
それぞれの楽曲の中には、それぞれの恋をする女性の主人公がいます。彼女たちの想い、彼女たちの物語は、楽曲の中でそれぞれ切なく展開していきます。

さぁ!いよいよ。楽曲・ウタ・ピアノ・わたしの出番です。19時半 、本番がスタートしました。
舞台に上がると、立ち見のお客さんもたくさんいらして、会場はいっぱいでした。
すると、余計な緊張はどこかへ飛んでいきました。
ピアノの椅子に座ると、グっと集中力が入り、重心が低くなり、呼吸を整えて、ウタへ入り込むスイッチをONにして カラダでそれを確認してから 演奏を始めました。

1曲目はピアノイントロから始まります。
ピアノにカラダが誘われるように歌を始められることができました。
MCなして2曲目。2曲目はイントロなし。いきなりウタいだします。
両方ともマイナー曲です。

2曲を続けたところで MC。
今年初めてのライブなのでまずは新年のご挨拶から(笑)そして簡単に今日のライブの進行の説明やプロジェクトのご紹介等をお話しました。
さらに2曲をつづけて演奏。
3曲目はアカペラから入ります。
そして途中からピアノを思い切って刻みビート感を出します。
マイナーアップ曲です。
そして4曲目。
この曲はしっとりしたマイナーワルツの曲です。
少し長めのMC。
このプロジェクトのテーマである、「大人の純愛」とは。
わたしの思うお話をしました。
「わたしに限って」と思っていても、突然恋に落ちるかもしれない。
誰のせいでもなく誰かをすごく好きになるかもしれない。
大人の恋は 覚悟が必要だからこそ、誰にもいえなくて。
苦しくて。切なくて。いつも「幸せ」と「つらさ」は背中合わせ。

・・・もし、そんな恋に落ちてしまったら あなたなら どうしますか?
5曲目は新曲です。それぞれの曲のなかで生きる主人公たちの中でも、彼女はある決意をします。メロディーはメジャー曲。爽やかなある午後。彼女は行動にでます。
つづいて、6曲目もメジャー曲。この曲は16ビート。一番ビート感のある曲です。海の色・波の音など風景が目に浮かぶ曲です。

そして少しmc。
「恋がおわった時、破れたとき。思い切り泣きますか。それともグっとこらえて泣くのを我慢しますか?」

7曲目は新曲。メジャーバラード曲です。恋が終わった切ない気持ちを歌った曲です。
ライブはいよいよ終盤。
8曲目は雨の日の曲です。マイナー曲。
ピアノは今回からアルペジオにして雨の日の夕方の雰囲気をUPしました。
映画を見ているかのように風景が浮かびます。

最後の曲はマイナーバラード曲。
最後はピアノも重くウタもズッシリと。
強烈に。

落ち着いて、無事に9曲を歌いきることが出来ました。
すべての演奏を終え、ピアノの椅子から立ち、客席のみなさんにお礼をしたら、思いがけずアンコール。
アンコール曲は用意していなかったので、急遽2曲目に歌った曲をもう一度歌わせていただきました。
最初から最後の曲まで客席のみなさんは、わたしが歌うウタを、とても静かに、1曲ずつ大切に大切に受け止めて聴いてくださいました。
その信頼感がわたしの気持ちをグっとウタへ集中させてくれました。
みなさんと一緒に楽曲の物語の世界へ、入り込めた気持ちがして、わたしはとても嬉しかったです。

平日の夜にもかかわらず、当日会場に駆けつけてくださったみなさん。
「行けないけどがんばってね」と応援してくださったみなさん。
そして見守ってくださったスタッフのみなさん。
みなさんのチカラが重なって、この日のライブは大成功でした。
本当にありがとうございました。
次回のライブは3月28日(水)四谷天窓comfortです。
次回も、もっとステキなライブになるようにがんばります。

(なお、演奏曲目は都合により掲載できません。ご了承ください。)